ブランクを経て再び介護職へ。笠取ふれあい福祉センターで見つけた、ご利用者様も職員も穏やかに過ごせる環境

笠取ふれあい福祉センター 介護職 Sさん
福祉の専門学校で介護福祉士の資格を取得。老健・デイサービスでの勤務を経て、結婚を機に主婦業に専念。子育てが落ち着いてから別の特別養護老人ホームで5年間勤務し、2025年9月に笠取ふれあい福祉センターに入職。現在は、ショートステイのご利用者様が多い3階フロアで介護職員として働いている。
▼キーワード
1.笠取ふれあい福祉センターを選んだ理由
2.ご利用者様が穏やかに過ごせる明るい空間
3.忙しくても気兼ねなく聞ける人間関係
4.ブランクがあっても安心の教育・フォロー体制
5.残業ほぼなしで家庭と両立
原点は母の背中。回り道を経てたどり着いた、介護への思い
私が介護の仕事を志した原点は、母の姿です。母は重度の身体障害のある子どもたちが通う支援学校の教員で、職場で働く姿を何度か見たことがあります。子どものころの私は、ほかの子どもに優しく接する母を見て、少しやきもちを焼いていました。今思えば、それだけ母は子ども一人ひとりに寄り添っていたのだと思います。
専門学校を卒業後、介護老人保健施設(老健)とデイサービスで働き始めましたが、1年も経たないうちに結婚し、主婦業と子育てに専念しました。子どもが幼稚園に入ってから別の特別養護老人ホーム(特養)で5年間働き、その後は倉庫でのピッキングなど、介護以外の仕事にも就きました。けれど、何をしても介護のことが頭から離れませんでした。せっかく専門学校で取った資格を生かしたいという思いも、ずっと持ち続けていました。
年齢を重ねるほど体力的な負担は増えますし、「私に務まるのかな?」という不安もありました。それでも「やっぱり介護がやりたい」という気持ちのほうが大きく、もう一度介護の世界に戻ることを決めました。介護の仕事では、ケアをしたその場で、ご利用者様の表情や声から素直な反応が返ってきます。それを間近で感じられることが、私にとってのやりがいです。
私も母のように、ご家族と離れて暮らす高齢の方に寄り添い、ご家族にも負けないような関係を築いていきたいと思っています。ご家族が、親御さんと私が笑顔で話している姿を見て、ちょっとやきもちを焼きながらも「ここなら安心だ」と思ってくださる。それが私の理想です。

決め手は施設長の言葉。「髪色も個性、見るのはやる気」
転職活動では、有料老人ホームや老健も見学してお話を伺いましたが、一番の希望は特養でした。転職先を選ぶうえで参考にしたのは、見学の際に伺った施設長の考え方です。
ある有料老人ホームでは、「ご利用者様はお客様。ホテルマンのような対応を」というお話でした。また当時、私は髪を少し明るくしていて、面接前に「この色でも大丈夫ですか?」と確認していました。どの施設も一応は了承してくださったものの、「入職するなら、もう少し暗くしてください」と言われることがほとんどでした。
一方、笠取ふれあい福祉センターの施設長は、「本部での研修などを除けば、髪の色もピアスも個性だと思う」と言ってくださいました。見た目ではなく、やる気を見てもらえるんだと感じ、「ここだ」と思いました。介護の現場では人間関係を理由に辞める人が多いと聞いていたので、面接では職場の人間関係についても率直に質問しました。その答えにも納得し、ここに飛び込むことを決めました。

小さな工夫に表れる施設の姿勢。ご利用者様が穏やかに過ごせる明るい空間
施設長の考え方で特に共感したのは、ご利用者様が楽しめること、リハビリやレクリエーションにつながることを大切にしている点です。たとえば、エレベーターの扉には、窓から海を眺めているような大きな風景写真が貼ってあります。ただの扉ですが、ご利用者様の心が少しでも和むようにという思いが、こうした小さなところにも込められています。ご利用者様が喜ばれれば、ご家族にも「ここで良かった」と感じていただけるはずです。私が目指したい介護が、ここならできると感じています。
入職前に感じた雰囲気の良さは、働き始めてからも同じでした。介護の現場は、入浴や食事の時間になるとどうしても慌ただしくなり、ご利用者様のお話を「ちょっと待ってね」で終わらせてしまうことがあります。それがきっかけで、ご利用者様が不安定になってしまう場合もあるのですが、ここでは皆さんが穏やかに過ごされているように感じます。気持ちが落ち着かず、同じことを何度も話される方もいますが、しっかりお話を伺うと、次第に安心されていきます。
建物も病院のような雰囲気ではなく、廊下が広くて開放的です。清潔に保たれていて、ぱっと明るい。前の施設との違いは、入ってすぐに感じました。

忙しくても気兼ねなく聞ける人間関係。経験豊かな職員と話し合えるチーム
忙しい中でも穏やかな雰囲気が保たれているのは、ほぼ全員が有資格者の職員で構成されていることが大きいと思います。職員の年齢層も比較的高めで、ご利用者様への対応も言葉遣いも丁寧です。強い口調で声をかけられると、ご利用者様は何も言えなくなってしまいます。ここではそうした場面がないことも、落ち着いた空気につながっていると感じます。
いろいろな職場で経験を積んだ職員が集まっているので、それぞれが自分の意見をしっかり伝えます。「こっちのほうがいいですね。じゃあ、そうしましょう」と、話し合って答えを出していく職場です。
入職して1年。人間関係はとてもやりやすいと感じています。2年目になっても、分からないことや「この方への対応はどうしたらいいだろう?」と迷うことはあります。忙しそうな先輩には声をかけにくいものですが、ここでは「すみません、〇〇さんのこれ、どうしたらいいですか?」と気兼ねなく聞けるんです。職員同士が日頃から声をかけ合っているからこそだと思います。

シフトごとに先輩が同行。ブランクがあっても安心の教育・フォロー体制
私が働く3階フロアでは、早出、日勤、遅出、夜勤と、時間帯の異なるシフトが細かく設定されています。限られた人数で業務を効率よく回せるよう時間帯をずらしていて、シフトによって最初に取りかかる仕事も異なります。
入職後は、1つのシフトにつき先輩が3〜4回ほど一緒に入ってくださいました。そのシフトに慣れたら、次のシフトの仕事を覚えていく。そうして順を追って教えていただけたので、ブランクがあっても無理なく業務を覚えることができました。業務を覚えた今でも、困ったときにはフォローしていただけるので心強いです。
ショートステイならではのやりがい。ご家族を身近に感じる新鮮さ
3階フロアは北と南に分かれていて、北側はほとんどがショートステイのご利用者様です。毎日のように入所・退所があり、初めてご利用になる方もいらっしゃいます。入職から1年が経っても、日々新しい発見があります。
ご自宅で過ごす間に体調が変わっていることもあるため、状態の把握には難しさもあります。一方で、ご家族が「今回はこんな様子です」と手紙で伝えてくださることもあり、長期入所の方だけのフロアに比べて、ご家族の存在をとても身近に感じます。新鮮さと難しさの両方があるからこそ、良い刺激になっています。

残業ほぼなしで家庭と両立。「もう定時やで、上がってね」の声かけ
残業はほとんどありません。施設全体で残業をしないよう推奨されていて、時間になると「もう定時やで、上がってね」と声をかけてもらえます。業務を終えたら、みんなで一緒に帰る雰囲気です。
子どもは今、中学生と高校生になりました。休みの日に構おうとすると鬱陶しがられてしまうくらいですが(笑)、家族との時間もしっかり確保できています。

「入ってしまえば、場所は気にならない」未経験・ブランクありでもなじめる職場一歩は施設見学
正直に言うと、最初に笠取ふれあい福祉センターを知ったときは「田舎だな」と思いました。担当の方に「近くにコンビニもないんですか?」と聞いたくらいです。今は自宅から車で30〜35分ほどかけて通っています。お昼は施設で頼むこともできますが、私は自分でお弁当を用意しています。万が一忘れたとき用に、車には栄養補助食品も置いています(笑)。
自然豊かな山あいにある施設ですが、「おはようございます」と施設に入ってしまえば、周りの環境はまったく気になりません。
笠取ふれあい福祉センターは雰囲気が良く、未経験の方も、私のようにブランクのある方も、すっと業務を覚えていける職場です。先輩方のフォローや教育の仕組みがあり、研修の機会もあります。分からないことはしっかり教えてもらえるので、経験の有無にかかわらず働きやすいと思います。私自身も、これからスキルアップを目指して頑張っていきます。
アクセス面で迷われる方も多いと思いますが、ぜひ一度足を運んでみてください。
(写真・インタビュー・文:MottoBrand 福井勝雄)
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社会福祉法人あじろぎ会・笠取ふれあい福祉センターは、宇治市西笠取の豊かな自然に囲まれた、特別養護老人ホーム・ショートステイ・デイサービスセンター・ケアハウスを併せ持つ複合施設です。有資格者を中心とした経験豊かな職員がそろい、シフトごとに先輩が同行する丁寧なフォロー体制で、未経験の方やブランクのある方も安心して業務を覚えられます。残業はほとんどなく、家庭と両立しながら働けます。京滋バイパス「笠取I.C.」から車で5分、JR奈良線・京阪宇治線「黄檗駅」から車で15分と、車での通勤もしやすい環境です。まずは施設見学からでも大歓迎です。採用情報・エントリーは下記よりお気軽にお問い合わせください!
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