スキルアップを応援してくれる宇治病院で、特定看護師になって感じるやりがい
鹿児島県出身。看護学校を卒業後、大阪府内の急性期病院に新卒で就職。HCUで5年ほど経験を積んだ後、訪問看護ステーションに転職。2019年7月に社会福祉法人あじろぎ会 宇治病院に入職。呼吸器区分の特定行為研修を修了し、入院患者の気管カニューレ交換といった特定行為のほか、新人教育や呼吸器リハビリリンクナースとして横断的に活動。
(京都府城陽市から約30分かけて通勤)
▼目次
・宇治病院を選んだ理由
・他職種との連携を強く感じる
・特定行為研修を修了して変わったこと
・成長したい方を応援してくれる病院
・今後の目標
これまでの看護キャリア
看護師になって最初に就職した病院では、急性期で多くの症例を経験・勉強したいと希望してHCU(ハイケアユニット)に配属していただきました。そこで約5年経験を積み、次にチャレンジしたのは訪問看護でした。
看護学校の実習で訪問看護に行った時に、『お家で暮らすご利用者様・ご家族様の親身になって、多職種が話し合いながら関わっていく』『治療だけでなく、生活に視点を置いた看護』というものを体験しました。その頃から「将来的には訪問看護に携わりたい」と考えていました。しかし理想と現実は異なり、看護師としての経験不足や自分自身のコミュニケーション力不足もあって、挫折を経験することになりました。
少し体調も崩してしまい、もう一度病院で経験を積み直そうと考えていたところ、宇治病院と出会いました。
宇治病院を選んだ理由
宇治病院は、急性期一般病棟50床・障害者病棟90床・医療療養病棟113床、合わせて253床の病院です。
私はこれまで急性期から訪問看護を経験し、疾患や患者さんの今の状態だけを見るのではなく、広い視野で患者さんの未来を見る、今後を見据えた関わりが必要であることを学んできました。宇治病院であれば、リハビリ期・慢性期といったこれまでは経験できなかった看護を学びながら、患者さんとは中長期の視点で関わっていく看護ができると思い、入職を希望しました。
他職種との連携を強く感じる
宇治病院に来てから、一人の患者さんに多職種が医療チームとなって全力で関わっていく姿に感動させられたことがあります。
私の義祖父が宇治病院に転院してくることになったのですが、中心静脈栄養が入っていて予後が悪い状態でした。家族と相談した結果、「最期は自宅で看取ってあげたい」という希望を病院に相談したところ、担当医師や師長、退院調整看護師の皆さんが「できるだけ早く進めた方がいい」ということで、退院に向けてすぐに動いてくれました。また、病院だけでなくケアプランセンターのケアマネジャー、訪問看護ステーションの看護師も一緒になってサポートしてくださったおかげで、病院では全然食べられなかった大好きな甘いものを口にできるようになり、最期の時間を家族でゆっくりと一緒に過ごすことができました。
病棟看護師だけでなく、様々な部署の多職種スタッフがチーム一丸となって患者さん・ご家族に向き合っていく大切さに改めて気付かされた経験でした。宇治病院では、多職種との連携を強く感じています。
特定行為研修を修了して変わったこと
看護部長からの勧めがきっかけで、特定行為研修を受講させていただきました。急性期病院時代に呼吸器領域の経験があったので、呼吸器区分を選択しました。
特定行為研修を受講する前は所属病棟の固定チーム内での患者との関わりがほとんどで、医師との接点も多くありませんでしたが、特定行為研修修了後は自部署だけでなく、他病棟にも足を運ぶようになり、気管カニューレ交換や呼吸器関係のことで医師と関わる機会も増えました。職域を横断し業務することで、宇治病院での自分がするべき役割が明確になり、意識も変わってきたように感じます。
特定行為研修修了者として指導的な立場であることも増え、責任感を強く感じるようになりました。教えるからには中途半端なことはできないので、改めて自分で調べ直す機会も増えます。また、もともと自分自身のコミュニケーション力に課題を感じていたのですが、院内研修や勉強会等で講師をする機会も増え、看護師としてだけでなく人間的にも成長することができたと感じています。
成長したい方を応援してくれる病院
キャリアアップしたい、勉強したい方を応援してくれる法人だと思います。私自身、特定行為研修を受講するにあたってバックアップをしていただきました。また、認定看護師の資格をすでに取得された方、今現在勉強中で取得予定の方も在籍しています。
大きな病院だと、なかなか自分にチャンスが回ってこないといったことも聞きますが、宇治病院ではやる気がある方はどんどん研修に参加させてもらえて、資格取得に向けたバックアップもしていただけるのでオススメです。
今後の目標
現在は副看護師長の役割も与えていただき、スタッフの成長していく姿を見ると、とてもやりがいを感じます。人材育成や管理業務の経験をさらに積んでいき、個人的には呼吸器疾患看護をさらに深める一環で認定看護師にも興味があります。そして、在宅・訪問看護の方にも機会があれば再度チャレンジしてみたいと考えています。
(写真・インタビュー・文:MottoBrand 福井勝雄)
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