看護部長からのご挨拶|凜として輝く

看護部長 樋口 久子
看護部の理念
看護部は、専門職業人として看護の本質を追究し、関わる地域の人々を大切にする看護を提供します。
また、専門職業人として常に知識・技術を習得し、個々の患者さんにあった看護実践を行い、看護を通じて人間育成・自己実現を目指します。
看護部の使命
1.私たちは、患者さまの権利と価値観を尊重し、質の高い看護を提供します。
2.私たちは、患者さまに信頼される看護、選ばれる看護を実践し、安全な看護を目指します。
3.私たちは、社会の変化、医療の進歩を目指し、看護の知識・技術の習得、後進の教育に努めます。
大切にしてほしいこと
私たち看護部は、あじろぎ会の「利他の心をもって地域の医療と福祉に貢献する」という理念のもと、それぞれが宇治病院に入院された患者さんを看護し、地域に繋げていくことに日々努めています。
私たちは看護・介護に従事する専門知識と技術をもって、健康問題を抱える患者さんを最も近いところで支えています。そのためには知識と技能だけでなく、忍耐力、寛容さ、感受性、努力し続ける能力も求められることでしょう。ヴァージニア・ヘンダーソンは、それを「優れた看護師は患者の皮膚の内側に入っていく」と表現しました。
私が看護部長として、看護部職員に望むのは2つです。
・看護や介護の専門職としてプライドをもって仕事をすること。
・自分を大切にし、そして他者を大切にすること。
学びは毎日の仕事の中にたくさんあります。それぞれが職業人として自律しながら、個として研鑽し、それでいてチームの一員として力を発揮することが必要です。
しかし、それらが自己犠牲の上に成り立ってはなりません。管理職であってもプライベートとの両立は大切にしてほしいですし、個々のキャリアデザインも尊重しています。
2040年を見据えた新たな地域医療構想が議論され、地域の中小病院の役割もこれからさらに変わっていくことが予想されます。しかし、患者さんにとって一番近いところにいるという私たちの立ち位置は変わりません。
強く、たくましく、それでいて柔軟に、ぶれることなく看護・介護をする。そんな凜とした職業人であることを目指しましょう。
ひとりの社会人として、自分も他者も大切に、それぞれの持つ仕事への思いを認めあいながら、公私ともに自己成長していく姿勢が皆さんを輝かせると信じています。
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資格取得に向けたバックアップなどキャリアアップしたい、勉強したい方を応援してくれる病院です。また子育て中・家庭と両立しながら働くスタッフも多く、ワークライフバランスを保てる働きやすい環境が自慢です。宇治病院で、あなたの可能性を輝かせてみませんか?