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看護部の人材育成・ラダー教育について

宇治病院 看護部の人材教育

宇治病院に勤務して頂いている看護師が、将来所属する施設の枠にとどまららず、看護師としての力が発揮でき、キャリアアップされることを強く期待しています。そのためには全国レベルで共通して活用可能な指標である「看護師のクリニカルラダー(日本看護協会版)」をベースにし、一人ひとりが臨床における看護実践能力を自ら高められるよう支援していくシステムを構築したいと考えています。

宇治病院の看護師が目指す看護は、地域の方々の生老病死を大事にしながら、生活行動を回復していただけるような看護。地域の急性期病院で集中的な治療を受けた患者の持てる力を引き出す看護です。

そうした観点から、宇治病院独自の教育システムとして、「老年看護」「生活行動回復看護(NICD)」を踏まえた行動目標をクリニカルラダーに組み込んでいます。

京都府宇治市にある社会福祉法人あじろぎ会看護部教育ラダー

生活行動回復看護(NICD)

当院では、生活行動回復看護(NICD)黒岩メソッド(口腔リハビリ)を積極的に行なっている数少ない病院の一つです。NICDとは、主に遷延性意識障害や寝たきり(廃用症候群)の患者さんに対して、移動・食事・排泄・睡眠など生活に関わる行動を可能な限り回復させる支援をする看護リハビリです。この技術を習得するために、当院に所属する学会認定看護師が講師を務める講習会を開催しています。

日本ヒューマン・ナーシング研究学会:(2018.10.27京都看護大学にて) ※杉村看護部長が大会長として開催

日本ヒューマン・ナーシング研究学会(2018.10.27京都看護大学にて) ※杉村看護部長が大会長として開催

看護部長メッセージ

京都府宇治市にある社会福祉法人あじろぎ会宇治病院 看護部長

宇治病院は『患者さんたちを生活に繋ぐところ』だと思っています。

例えば、急性期でイベントがあって口から食べられなかった期間がある患者さんに対しては、お家に帰った時に食べられるように摂食・嚥下療法を。褥瘡ができてしまった患者さんに対しては、リハビリスタッフと協力した褥瘡対策ケアを。肺炎を起こして息がしづらい患者さんに対しては、看護師とリハビリスタッフによる呼吸療法に取り組んでいます。

摂食・嚥下、呼吸療法、褥瘡ケアの他にも認知症ケアといったキーワードが集まっている病院で、それぞれの分野でしっかりと専門知識を身に付けた看護師を育てていきたいと考えています。最近では、呼吸療法分野の特定行為研修修了者や摂食・嚥下障害看護認定看護師が育ってきています。

少しでも興味のある方は、お気軽に病院見学にいらしてください。

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資格取得に向けたバックアップなどキャリアアップしたい、勉強したい方を応援してくれる病院です。また子育て中・家庭と両立しながら働くスタッフも多く、ワークライフバランスを保てる働きやすい環境が自慢です。宇治病院で、あなたの可能性を輝かせてみませんか?

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